ヘレボルスとは



キンポウゲ科(Ranunculaceae)ヘレボルス(属)(helleborus)の植物です。
『ヘレボルス』というと、なんだか聞きなれない名前ですが
『クリスマスローズ』と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか。

実は、クリスマスローズとは通称で、本名はヘレボルスと言います。
ヘレボルスの中の一種である『ニゲル』という原種が
イギリスのクリスマス時期に咲くことからクリスマスローズと名付けられました。
しかしほとんどのヘレボルスはクリスマスの時期には咲かず
2月ごろからの開花となります。


『クリスマスローズ』はローズと言ってもバラではなく、
上でも書きましたがキンポウゲ科の多年草です。
ギリシャ語の、殺す「helein」と食べ物「bore」が合わさって出来た名前だそうです。
この植物には毒性があって狩などにつかわれていたという話もあります。

最近では、スーパーの花屋でも買い求めることができるほど
人気がでてきたクリスマスローズ。
花(本当はガク)の色がカラフルで、株分けやクローンでないかぎり
2つとして同じものはないというのも魅力のひとつです。
うつむき加減がしおらしい、日本人好みの花ですね。
私はすっかり虜となってしまい、このようなページを作成するに至ったのです(*^^*)
この魅力を、少しでも紹介できたら幸いです。




栽 培 方 法

◆1月〜3月…花芽が上がり開花・交配・秋にまいた種が発芽
◆3月〜4月…咲き終わった花柄をカット、遅効性肥料、小苗の植替え、灰カビ消毒
◆4月〜5月…水切れ注意、消毒、鉢を日陰へ移動、採種
◆6月〜9月…半休眠期・肥料を切る・鉢を西日のあたらないところに移動
◆10月〜11月…肥料再開、植え替え・株分け・鉢を南などに移動
◆12月〜1月…古葉切り(要ウィルス予防)

ヘレボルス(クリスマスローズ)は主にヨーロッパの涼しい気候に生息します。
原種などは日本の高温多湿には弱く、関東以西では夏越しに工夫が必要です。
環境さえ整えてあげれば病害虫も少ない丈夫な植物です。

<地植えの場合>
木漏れ日のあたるような半日影か西日のあたらない東側に植えます。
穴を掘って、腐葉土と水はけの良いように
砂系やパーライトなどをいれてあげます。
地植えであれば特にお水遣りは必要ありません。
日照りのときだけあげてください。
地植えですと日照りや台風の時に移動できないので
弱い原種や高価なものは鉢植えをオススメします。

<鉢植えの場合>
木漏れ日のあたるような半日影や西日のあたらないような環境で
風通しの良い場所に置きます。
水はけと通気性が大事ですので用土と鉢に気を配ります。
基本用土は赤玉7:腐葉土3
そこに鹿沼土、パーライト、くん炭、セオライト、マグアンプなどを混ぜます。
関東以西では鹿沼土や軽石を多めに入れます。
夏場は半休眠期です。風通しの良い北側の涼しい所においてあげます。
お水遣りは土の表面が乾いてきたら、もう一日待って、
翌日たっぷり鉢底から流れ出るくらいお水をあげます。
お水の回数あげすぎは根を弱らせます。
しおれない程度に乾燥させるくらいでちょうど (・∀・)イイ!のです。